設立趣旨
本会が設立された際の規約(平成19年)には以下の説明がある。
1.楽しく親睦を深め、日本大学の発展に尽くす。
2.学校の行事に協力する。
3.会則は、日本大学校友会会則に準ずる。
4.大学に、女性をもっと活用する様要望する。(1項目略)
以上のうち項目4に関連する男女共同参画は人権のひとつであり、人類の目指すべき目標とされるSDGsの第5項目にもなっている。わが国では男女共同参画基本法(1999年)等の制定により、国民や法人のあらゆる活動の中で目指すべき方向性として示された。
レディス桜門会は日本大学を愛する女性・男性卒業生や学校関係者などが学部を超えて集い、講演会など様々な活動や交流を通じて男女共同参画に関する意識を深化させつつ、母校の発展に貢献することを目指している。
あゆみ
日本大学校友会レディス桜門会は、学部横断的な日大女性卒業生・学校関係者の会として2007年(平成19年)に西村美枝子(経済学部昭和27年卒、元日本大学評議員)名誉会長が発起人となり設立された。翌08年度より桜門会として役員総会で承認され正式に発足し、現在に至る。
初代会長には西村美枝子、副会長には平井千枝(短大栄養科昭和36年卒)が就任し、会員は当初15名であった。現在の会員構成は経済学部、短大栄養学科、文理学部、法学部、医学部、歯学部、薬学部、国際関係学部、生物資源科学部、芸術学部、大学院、各学部所属の女性教員(特別会員)、事務局とその関係者(賛助会員)など多彩で、会員数は最大時80余名を数えた。この間、2008年に本学が国から文科省を通じて三年間資金を獲得した女性研究者支援モデル育成事業「キャリアウエイユニバーサル化日大モデル」事業の委員だった教員6名も入会した。2012年、二代目会長に馬場妙子(法学部昭和34年卒)が就任した。さらに2017年から草間國子(理工学部薬学科昭和50年卒)が三代目に就任して現在に至る。
本会は、年一度の総会と講演会、会報発行、勉強会、レクリエーション、全国校友大会参加等の活動を行っている。
特筆すべきこととして、これまでに本会会員から日本大学評議員(3名)、同・男女共同参画(現ダイバーシティ) 委員会委員(3名)、同・人権侵害救済委員会委員(1名)、同・人権侵害等防止対策専門委員(1名)、日本大学校友会監事(1名)を輩出した。
紹介ビデオ (約15分)
令和4年度の総会風景ならびに同時開催の講演会
「高齢化社会に備える皮膚病診療」の動画です.